明けましておめでとうございます。

　皆様におかれましては、輝かしい令和５年の初春をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。

　平素より社会福祉協議会の事業や活動に対しましたて、格別のご支援ご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。　

　昨年は、新型コロナウイルスの感染対策で大変な年となりましたが、政府による「全国旅行支援」が行われ、全国各地の観光地では観光客でにぎやかになり、各地でイベントも行われるようになりました。

　今年は、新型コロナウイルスの感染が1日も早く終息し、明るい平和な年となることを願うところでございます。

　さて、地域福祉をめぐる情勢は非常に厳しくなっています。

　少子高齢化の進行や過疎化に伴う人口減少、ライフスタイルや価値観の多様化、就労や家族機能の都市化現象、経済情勢や雇用環境の厳しさの長期化等により、地域を取り巻く環境は大きく様変わりしています。

　こうした情勢の中、地域福祉に求められるものはますます複雑多様化していくものと思われます。

　邑南町社会福祉協議会では、地域社会において民間の自主的な福祉活動の中核となり、地域づくりや就労支援、そして地域住民の皆様、関係機関・団体の皆様と協議して地域福祉を担っていく調整力・行動力がこれまで以上に求められてると感じています。

　地域の皆様が幸福で安心した生活ができるようにするために個人や家族だけではできない生活上の問題や課題を解決していく事が社会福祉の目的であります。

　そのためには、町行政をはじめ、各地区社会福祉協議会、民生児童委員協議会、町内の社会福祉法人や医療法人、老人クラブ連合会等、地域福祉を推進する団体と連携し、課題を共有し町民の皆様のニーズに応えていく事こそ使命だと思います。

　住み慣れた地域で、誰もが安心して暮らせる安らぎのある地域づくり、ふる里づくりを目標に、私たち社会福祉協議会は、役職員一丸となって取り組んで参る所存でございます。

　町民の皆様の更なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和５年１月

　社会福祉法人邑南町社会福祉協議会

　　　　　　　　会長　日野原　哲夫