明けましておめでとうございます。

　皆様におかれましては、輝かしい令和４年の初春をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルスの感染症が流行する中、東京オリンピックやパラリンピックが開催され、厳しい感染対策で観客数も制限された中で行われましたが、日本選手団の活躍でこれまでにない多くのメダルを獲得されました。

　また、新しいオミクロン株が世界各地で発生し第６波が心配されていますが、一日も早い終息を願い平和な年であることを願うところでございます。

　さて、地域福祉をめぐる情勢は非常に厳しくなっています。

　国の予算も厳しく、少子高齢化・人口減少が進む中、私たちの生活に大きな影響をもたらしてくるのではと思います。

　こうした中、今後地域福祉に求められるものは、ますます複雑多様化していくものと思われます。

　邑南町社会福祉協議会では、地域社会において民間の自主的な福祉活動の中核となり、生活困窮者自立支援制度における生活困窮者支援を通した地域づくりや就労支援、各種の相談事業や福祉活動を通じての福祉教育の推進、介護保険事業や障がい者福祉サービス事業の充実等、町民の皆様が幸せで安心した生活ができるようにするために、地域住民はもとより、関係機関・団体と協働して地域福祉を担っていく調整力・行動力がこれまで以上に求められていると思います。

　そのためには、町行政をはじめ、各地区社会福祉協議会、民生児童委員協議会、町内社会福祉法人や医療法人、老人クラブ連合会等、地域福祉を推進する団体と連携を密に、課題を共有し、町民の皆様のニーズに応えていくことこそ使命だと思います。

　住み慣れた地域で、誰もが安心して暮らせる安らぎのある地域づくり、ふる里づくりを目標に、私たち社会福祉協議会は、役職員一丸となって取り組んで参る所存でございます。

　町民の皆様の更なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和４年１月

　社会福祉法人邑南町社会福祉協議会

　　　　　　　　会長　日野原　哲夫